萌えキャラを活用した地域活性化が盛り上がる中、東京都八王子市にある日蓮宗のお寺「松栄山 了法寺」(しょうえいざん りょうほうじ)が、萌えキャラをあしらった“萌え看板”で男性参拝者を引き付けている。
境内にまつった神仏などをイメージした萌えイラスト入り看板を、寺の入り口に設置。弁財天をイメージした「とろ弁天」、鬼子母神(きしもじん)をイメージした「まま」、住職をイメージした「ちびねん」などを描いた。
同じイラストは携帯サイトでも公開中。神仏やキャラの詳しい説明が見られるほか、お参りの仕方、地図なども掲載している。萌えキャラ壁紙もダウンロードできる。
了法寺によると、萌え看板は1カ月ほど前に設置。住職の姉が「“アキバ系”の友人」にお寺の話をしたところ、「若い人を引き寄せるためにと、とても魅力的な絵を描いてくれた」という。描いたのは「とろ美」さんという若い女性だ。
看板を設置して以降、若い男性の参拝客が増えたという。萌えキャラが見られるのは看板と携帯サイトのみで、境内にキャラを配したり、グッズ販売を行ったりはしていないが、今後の展開は「検討中」だそうだ。
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