キヤノンが7月28日発表した2009年1〜6月期の連結決算(米国会計基準)は、営業利益が前年同期比で80.4%減の649億円にとどまった。
売上高は29.9%減の1兆4808億円。カメラやオフィス機器の販売が落ち込んだのに加え、円高が影響した。税引き前利益は82.9%減の578億円、純利益は84.5%減の333億円だった。
直近の市場環境を受け、通期の売上高予想を前回予想から1300億円減の3兆2000億円に下方修正するが、営業利益は経費削減効果などから1000億円増の1900億円に上方修正する。純利益見通し(1100億円)は据え置く。
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