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10月はサイバーセキュリティ月間、SANSが啓発プログラム
今年の啓発月間では31種類のポート、サービス、プロトコル、アプリケーションにまつわるセキュリティ問題を取り上げる。
米国が定める10月の「サイバーセキュリティ啓発月間」を前に、SANS Internet Storm Centerは月間を通して行う啓発プログラムの予定を発表した。
SANSは2007年と2008年の10月にもそれぞれインシデント対応などのセキュリティ問題について掘り下げた解説を行っており、今年は31種類のポート、サービス、プロトコル、アプリケーションにまつわるセキュリティ問題を取り上げる。
具体的にはtelnet、SMB over TCP、SSH、Microsoft Terminal Services、DNSといったテーマについて日替わりで解説する。それぞれのセキュリティ強化策について読者から寄せられたコメントも紹介する予定。
10月をサイバーセキュリティ月間に指定しているのは米国だけでなく、2007年からはカナダも参加するなど国際的な広がりを見せているという。
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