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富士通フロンテックのカラー電子ペーパー端末、台湾プロ野球団から1000台受注
富士通フロンテックは、カラー電子ペーパー端末「FLEPia」を台湾のプロ野球団「兄弟象棒球隊」から1000台受注した。
富士通フロンテックは10月23日、カラー電子ペーパー端末「FLEPia」を、台湾のプロ野球団「兄弟象棒球隊」(Brother Elephants Baseball Club)から1000台受注したと発表した。
球団創立25周年の記念品として、球団の雑誌やコミックなどを収録してファンや関係者に贈るという。同端末を海外から受注したのは初めてで、「カラー電子ペーパーを特定の企業・団体専用の情報端末として大量に活用する事例は世界初」としている。
同端末は2007年に開発し、今年3月には一般販売も始めた。国内向けに販売してきたが、海外からの引き合いも多く、海外向け製品の開発・マーケティング活動も進めていた。
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