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ドコモ、端末販売台数目標を下方修正 1820万台に
ドコモは10年3月期営業収益見通しを従来予想から1060億円減の4兆2760億円に修正。端末販売の落ち込みを受け、販売台数見通しを下方修正した。
NTTドコモは10月30日、2010年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を修正し、売上高に当たる営業収益が従来予想から1060億円減となる4兆2760億円になる見通しだと発表した。端末販売の落ち込みを受け、販売台数見通しを下方修正したため。
携帯電話ARPU見通しを20円増の5300円とし、携帯電話収入は120億円増える見通しだが、端末販売収入で1230億円減を見込む。
端末販売台数は、当初は前期比2%減の1970万台と予想。だが4〜9月期の実績を受けて見直し、1820万台に下方修正した。4〜9月期の販売台数は881万台(前年同期比14.2%減)だった。
端末販売数の減少で端末原価が減ることなどから、営業利益見通しは当初の8300億円で据え置く。フリーキャッシュフローは200億円減の3600億円と予想している。
4〜9月期の連結決算は、営業収益が前年同期比5.4%減の2兆1458億円、営業利益が15.9%減の4852億円、税引き前純利益が14.3%減の4798億円だった。
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