ニュース
TBS、4〜9月期は最終赤字に転落 CM不振、視聴率低迷
TBSホールディングスの4〜9月は9000万円の最終赤字に転落。景気低迷でテレビCM収入が激減したことが響いた。
TBSホールディングスが11月4日に発表した2009年4〜9月期の連結決算は、純損益が9000万円の赤字に転落した。前年同期は46億7500万円の黒字。景気低迷でテレビCM収入が激減。視聴率も低迷した。
売上高は前年同期比1.5%減の1757億900万円、営業利益は70%減の29億3300万円、経常利益は69.5%減の34億6200万円。
CMの不振で、本業の放送事業は39億8900万円の赤字。「赤坂サカス」のイベント収入は好調だったほか、映画「おくりびと」、アニメ「けいおん!」のDVDがヒットするなど放送外事業は堅調だったが、本業の不振をカバーし切れなかった。
関連記事
- TBS、最終赤字に転落へ CM収入低迷、視聴率底上げへ
TBSグループの持ち株会社・TBSHDの今期は最終赤字に転落する見通し。CM収入が想定を下回る中、視聴率底上げに向けて制作費をある程度確保する必要があるためとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.