真冬に一番暖かいのは「北海道」──ウェザーニューズが1月27日に発表した「全国部屋の温度調査」によると、47都道府県中で最も部屋を暖かくしているのは厳寒の地・北海道。平均21.55度だったという。
調査は1月16〜19日に実施。同社の「ウェザーリポーター」7320人に部屋の温度を申告してもらい、都道府県別に集計した。
2位は青森県の20.73度、4位に秋田県(20.38度)、8位に山形県(19.48度)、10位に岩手県(19.34度)が入り、北日本エリアがトップ10の半数を占めた。
一方、最も温度が低かったのは鳥取県の16.97度で、長崎県(17.24度)、鹿児島県(17.38度)といった西日本エリアの県が続く。「北のエリアでは温度を高めにし、南下するほど温度が低くなっていく傾向にある」という。
室内で最も薄着なのは沖縄県。2位は北海道、3位は富山県だった。岩手県や福島県といった北海道・東北エリアがトップ10に4つランクイン。最も厚着なのは島根県で、栃木県、佐賀県、石川県が続いた。
同社は、温度と服装の調査結果を元に、都道府県ごとに「厚着・室温低タイプ」「薄着・室温低タイプ」「厚着・室温高タイプ」「薄着・室温高タイプ」──の4種類に分類。最も多かったのは「厚着・室温低」。薄着で室温が低いのは近畿・東海エリアに多く、薄着で室温が高いタイプは北日本と関東に、厚着で室温が高いタイプは日本海側によく見られた。
年代別では、40代がもっとも高い19.07度で、30代(19.05度)、50代(18.93度)が続く。最も低かったのは10代の18.2度。男女別では、男性が18.7度、女性が19.15度だった。
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