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アナログテレビは砂嵐、デジタルは「地デジ化」番組 「全国一斉地デジ化テスト」
デジタルテレビには「地デジカ」などが出る番組を、アナログテレビには砂嵐のイメージを放送――7月4日全国で、アナログ・デジタル異なる1分間番組が放送される。
NHKと日本民間放送連盟(民放連)は、地上デジタル放送への移行を促すための1分間のPR番組「全国一斉地デジ化テスト」を7月4日夕方、全国で放送すると発表した。デジタルテレビには「地デジカ」などが出る番組を、アナログテレビには砂嵐のイメージを放送する。
全国すべての地上テレビ放送事業者(NHKと、全国の地上民放テレビ127社)が一斉にデジタル・アナログで異なる番組を放送する「テレビ史上初の試み」。「2011年以降の未来を映し出す地デジ化テストを通じ、視聴者にデジタル対応をお願いする」という。
7月4日午後5時59分から、デジタルテレビ向けには、地デジカなどが出演するPR番組を放送する。アナログテレビ向けには砂嵐のイメージを映し出して警鐘を鳴らし、早めのデジタル対応を呼び掛けるという。
7月5日以降は、4日の放送をもとにしたPRスポット素材(15秒、30秒、60秒)を制作。地上テレビ放送事業者が、デジタルとアナログで異なる内容の地デジ化PR番組を独自に展開できるようにする。
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