Sony Ericsson、Androidスマートフォンの新モデル「Xperia X8」発表
Sony EricssonがXperiaシリーズの最新モデル「X8」を発表。Xperia X10のアップグレード計画も明らかに。
Sony Ericssonは6月16日、Xperiaシリーズの新モデル「Xperia X8」を発表した。Xperia X10の要素を取り入れ、価格を手ごろな水準に引き下げたバージョンだ。
Android、600MHzプロセッサ、3インチ(320×480ピクセル)のタッチスクリーン、320万画素カメラを搭載し、99×54×15ミリ、104グラムとX10よりも小型だ。メールや写真、ソーシャルメディアのコミュニケーションを一元管理できる「Timescape」も備える。
X8に搭載されるAndroidのバージョンは1.6と発表されているが、Sony Ericssonは公式ブログで「まだ決定していない」としている。1.6搭載で発売して後で2.1にアップグレードするか、最初から2.1を搭載して発売するかのいずれかで、地域ごとに決めるという。
X8は一部地域で第3四半期に発売予定で、価格は200ユーロを切る見込み。カラーはホワイト、ダークブルー&ホワイト、アクアブルー&ホワイト、ピンク&ホワイト、シルバー&ホワイト。
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またSony Ericssonは「Xperia X10」「X10 mini」「X10 mini pro」を第3四半期にAndroid 2.1にアップグレードすることも明らかにした(ドコモは先に、XperiaのOSを秋までにAndroid 2.1にアップグレードすると明らかにしている)。さらに第3四半期にはHD動画撮影を加えるなどの改良も行い、第4四半期にはテレビとのワイヤレス接続機能の追加、TimescapeとMediascapeの強化も予定している。
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