ドワンゴが8月5日に発表した2010年4〜6月期(2009年度第3四半期)連結決算は前年同期比で増収増益だった。「ニコニコ動画」事業は黒字基調を保っており、同期に1億4900万円の営業利益を稼ぎ出した。
連結売上高は前年同期比13.4%増の69億3100万円、営業利益は6.2倍の5億1000万円、純利益は4.9倍の7億7400万円。
ニコニコ動画事業の売上高は16億800万円。うち8割(12億6700万円)が「プレミアム会員」(月額525円)の会費だった。6月末時点でのプレミアム会員数は85万人(8月3日に90万人突破)。月間4万人のペースで増えているという。
同社の夏野剛取締役は、「ニコニコ生放送」で配信した決算説明番組で、ニコ動の事業について、「黒字基調を維持しながら、ライブイベント事業など新ビジネスに挑戦していきたい。広告売り上げも増やしていきたい」と話した。
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