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工業調査会が自己破産へ 工業技術関連の老舗出版社

「機械と工具」「電子材料」などを発行していた老舗出版社、工業調査会が事業を停止し、自己破産を申請する見通し。

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 帝国データバンクによると、工業技術関連出版社の工業調査会が8月31日に事業を停止した。自己破産を申請する見通し。負債は2009年12月期時点で5億7000万円。

 1950年創刊の「プラスチックス」や57年創刊の「機械と工具」、62年創刊の「電子材料」などの月刊誌を発行。メーカーや研究者などが購読者の中心で、「はじめての半導体シリコン」などの「ビギナーズブックス」シリーズといった書籍も出版していた。

 91年12月期の売上高は19億3000万円だったが、景気低迷による企業のコストカットなどの影響から落ち込み、09年12月期には売上高は6億9000万円にとどまっていた。

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