ソニー・コンピュータエンタテインメントの平井一夫社長は1月27日、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」の新製品「Next Generation Portable」(コードネーム、NGP)を年末から順次発売すると発表した。
NGPは現行PSPと同じスレート型。5インチディスプレイを備え、解像度は現行PSPの4倍になるという。ディスプレイはタッチパネルに対応し、さらに背面にもタッチパッドを装備。左右のボタン下にそれぞれアナログスティックを備える。背面タッチパッド、2つのアナログスティック搭載は携帯型ゲーム機初としている。
ゲームソフトはNGP専用カードで供給。将来の大容量化も可能としている。無線LANに加え、3G接続機能も備えている。
NGPのコンセプトとして、平井社長は「革命的なユーザーインタフェース」「ソーシャルコネクティビティ」「ロケーションベースエンタテインメント」などを挙げた。「ユーザーの日常全てを遊びに変える」という。
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