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さくらインターネット、双日が連結子会社化 TOB実施
双日がさくらインターネットの株式をTOBなどで追加取得し、連結子会社化。ソリューション提供能力の強化にさくらのインフラを活用する。
さくらインターネットは2月22日、同社株式に対し双日が実施する公開買い付け(TOB)に対し、取締役会は賛同すると発表した。双日はTOB後、さくらインターネットを連結子会社化する見通し。
双日はさくらの29.31%を保有しており、さくらの田中邦裕社長の資産管理会社が保有する10.75%分を取得することで合意。さらにTOBにより保有割合が約51%になるように買い付ける予定。TOBは23日から3月23日まで実施し、1株当たり23万円で買い付ける。同社株式の22日終値は17万700円。
双日は総合商社のほか、ネットワークインテグレーション/システムインテグレーション事業に取り組んでおり、さくらが持つデータセンターとインターネットバックボーンを総合的ソリューション提供能力の強化に活用する。
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