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東京電力、13日の輪番停電は回避 週明け以降は不透明、引き続き節電を
東京電力によると、順番に地域ごとに停電する「輪番停電」は13日は回避できる見通し。だが電気の需給が厳しい状況は続くため、引き続き節電を呼びかけている。
東京電力は3月12日夜、順番に地域ごとに停電する「輪番停電」は13日は回避できる見通しになったと発表した。ただ電気の需給がひっ迫している状況は変わらないため、引き続き不要な照明や電気機器の使用を控えるよう呼びかけている。
東北地方太平洋沖地震で福島第1・第2原子力発電所や火力発電所の停止を余儀なくされており、電気の供給能力不足から輪番停電に踏み切る可能性があるとしていた。
12日は需要に対し供給が不足するおそれがあったが、「UFR」(Under Frequency Relay::周波数が低下した場合に負荷を自動的に遮断するシステム)による対応などで供給不足を回避。13日もUFRによる対応のめどがたち、輪番停電は回避できる見通しになったという。
ただ、日曜日となる13日の需要想定は3700万キロワットなのに対し、供給力は3600万キロワットと100万キロワット不足している。14日の月曜日以降も予断を許さず、週明けには輪番停電を実施する可能性があるという。
このため引き続き、不要な照明や電気機器の使用を控える節電に協力するよう呼びかけている。
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東北地方太平洋沖地震の影響で電気の供給能力が不足するおそれがあるため、東京電力は、不要な照明や電気機器の使用を控えるなど節電を呼びかけている。
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