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Google Mapsの編集ツール「Map Maker」で米国地図への書き込みが可能に
ユーザーによるGoogleマップの編集を可能にする「Google Map Maker」が、先進国としては初めて米国に対応した。
米Googleは4月19日(現地時間)、Google Mapsにユーザーが情報を追加できる「Google Map Maker」の対象地域に米国を追加したと発表した。
Google Map Makerは、2008年6月に公開された地図編集ツールで、ユーザーはこのツールを使ってGoogle Mapsに情報を追加したり、修正することができる。追加された情報は、Googleがレビューした後、公開される。当初はデータが不足気味な新興国の地図情報を充実させる目的で、カリブ海諸国やアイスランド、パキスタン、ベトナムなどを対象としてスタートした。今回の米国の追加は、先進国としては初になる。Map Makerのヘルプページによると、現在187の地域で利用できるようになっている(日本はまだ対象外)。
世界中で行われているMap Makerの編集の様子をリアルタイムで見ることができるMap Maker Pulseも公開された。
GoogleはGoogle Placesをはじめとする地域情報サービスを強化しており、Map Makerの米国対応もその一環とみることができる。
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