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無接点充電器「Charge Pad」と対応電池、パナソニックが発売
パッドの上に置くだけで充電できる無接点充電器と対応電池「Charge Pad」シリーズをパナソニックが発売。スマートフォンの充電に使える大容量電池も。
パナソニックは、板状のパッドの上に置くだけで充電できる無接点充電器と対応電池「Charge Pad」シリーズを6月24日に発売する。ワイヤレス給電規格「Qi」(チー)に対応する。オープン価格で、充電器の実売予想価格は5000円前後。
QiはWireless Power Consortium(WPC)が策定し、同規格に対応した製品ならメーカーを問わずにワイヤレス給電が可能になる。同社はWPC創設の段階からレギュラーメンバーとして、企画策定に参加してきた。
充電器は146(縦)×170(横)×20(高さ)ミリの板状のパッドで、上面の充電エリア内であればどこに充電池や機器を置いても充電できるようになっている。同社グループが開発した「ムービングコイル」方式により、機器が置かれた場所を自動的に検出し、本体内部の充電用コイルが機器の場所まで自動的に移動し、機器に送電する仕組みだ。
同時発売するのは、USB端子経由でスマートフォンなどさまざまな機器への給電に使える「USB対応モバイル電源パック」。大容量の「リチウムイオン5400」と、「リチウムイオン2700」の2モデルをラインアップする。
無接点充電パッドを使う場合、5400モデルは約7時間、2700モデルは約5時間で充電できるという。
単三形・単四形のニッケル水素充電池を充電できるケース(単三形EVOLTA×2本同梱)も発売する。
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