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「人間生きてなきゃしょうがない」──孫社長、政府の浜岡原発停止要請を評価
政府の浜岡原発停止要請に対し、ソフトバンクの孫社長は「政府の判断は適切ではないか」と評価した。
政府による中部電力・浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の停止要請について、ソフトバンクの孫正義社長は「人間生きてなきゃしょうがない。電気料金の値上げなど一時的な不都合はあるかもしれないが、国民を守るほうが大切だ」と述べ、政府の措置を評価した。
5月9日開いた同社の決算説明会で、報道機関からの質問に答えた。
孫社長は「政府の判断は適切ではないか」と述べた。電気料金の値上げなどが今後見込まれるが、事業への大きな影響はないとの認識を示した。
Twitterでは原発関連についての発言が多い孫社長。決算説明会で原発関連の質問が相次いだことに「きょうは決算説明会ですから……」と苦笑していた。
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