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「hackers vs Sony」 Sony Ericssonサイトに不正アクセス、個人情報をネットに公開
Sony Ericssonのカナダ法人が運営するサイトが不正アクセスを受け、個人情報が流出。ハッカーは取得した個人情報とみられるデータリストをネット上に公表し、「hackers vs Sony」と挑発。
Sony Ericsson Mobile Communicationsのカナダ法人が運営するWebサイトが不正アクセスを受け、個人情報が流出したことが分かった。不正アクセスしたというハッカーは、取得した個人情報とみられるデータリストをネット上に公表。「hackers vs Sony」と挑発している。
公表されたリストによると、進入したのはカナダ法人が運営するオンラインショップのデータベース。「シンプルなSQLインジェクション」でハックしたという。
公開されているのは、ハッシュ化されたパスワードとメールアドレス、氏名。リストには日本人らしき名前も見えている。リストには900人程度の情報が載っているが、これは一部だという。報道によると、流出したのは約2000人分という。
ソニーグループのWebサイトでは、ギリシャのSony BMGサイトが不正アクセスにあい、個人情報の流出が見つかったばかり。ソニー・ミュージックエンタテインメントの日本語サイトへの不正アクセスをほのめかすハッカーの報告もある。
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