米Oracleは、米国時間の6月7日にJava SEのクリティカルパッチアップデート(CPU)を公開すると予告した。
同社によると、今回のCPUではJava SEに存在する17件の脆弱性に対処する予定。いずれもネットワークを介して認証を経ずに悪用される恐れがあるとされ、危険度は最も高いもので、共通指標のCVSSベーススコアで最高値の10.0となる。
アップデートの対象となるのはWindows、Solaris、Linux向けのJDK/JRE 6 Update 25、JDK/JRE 5.0 Update 29、SDK/JRE 1.4.2_31までのバージョン。OracleではCPUが公開され次第、できるだけ早く適用してほしいと強く勧告している。
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