ディー・エヌ・エー(DeNA)は6月16日、2011年度第1四半期(4〜6月期)の連結業績予想を上方修正し、営業利益が158億円(従来予想は133億円)になる見通しだと発表した。
売上高は345億円(同330億円)を見込む。Mobage上のオープンゲームのヒットタイトルが順調に成長し、ゲームプラットフォームとしての収益力が継続的に拡大しているのに加え、内製ソーシャルゲーム内のイベントなどが奏功し、ゲーム関連売り上げが当初予想を大幅に上回る見通しという。
広告宣伝費、販促費などプロモーションコストを抑えた結果、営業利益も予想を上回る見通しになった。経常利益は158億円(同133億円)、最終損益は92億円(同76億円)を見込んでいる。
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「Mobage」の課金収入が順調に増加し、DeNAの11年3月期は連結売上高が前期比2.3倍の1127億円、営業益が2.6倍の560億円になるなど、大幅な増収増益に。
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