ニュース
“地デジカウントダウン”アナログ画面に常時表示へ 停波は24日正午
NHKと民放は7月1日から、アナログ放送向けに地デジ移行カウントダウンを常時表示する。番組放送は24日正午に停止する。
NHKと民放115社は、7月24日に迫った地上デジタル放送への完全移行(東北3県除く)に向け、アナログ放送画面に移行までの「カウントダウン」を7月1日から常時表示する。また「お知らせ画面」を定期的に挿入し、移行への最後の呼びかけを実施していく。
7月1日以降、アナログ放送画面の左下に、画面の9分の1程度の大きさで「アナログ放送終了まであと○日」などのカウントダウンをスーパーで常時表示する(民放はCMを除く)。
またアナログ放送向けに、ブルーバックの「お知らせ画面」を定期的に挿入。アナログ放送の終了とデジタルへの移行を呼びかける。
アナログ放送は7月24日正午に終了。ブルーバックのお知らせ画面のみとなる。午後12時に完全停波し、いわゆる「砂嵐」状態になる。
関連記事
- 地デジカウントダウン お茶の間に「国策」が手を突っ込む
「“テレビ離れ”のきっかけになるようなアナログ放送の終わり方は、避けるべきだ」──7月24日のアナログ停波を前に、7月1日からのアナログ画面をどうするべきか。民放連と総務省の考えは分かれていた。 - 薄型テレビ、4月以降に価格急落 32型が実質2万円台
薄型テレビの価格下落が止まらない。エコポイントが終了した4月以降に軒並み下落し、サイズによっては1年前から4割も落ち込んだ。 - アナログ放送の画面上下に黒帯 NHKと民放、地デジ移行に向け
NHKと民放各社は、アスペクト比が4:3のアナログテレビ向けにも、デジタルテレビと同じ16:9サイズの映像を放送する取り組みを本格化する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.