「生き急ぎ過ぎた。自分見つめ直す」――モヒカン頭で出頭した堀江氏が語ったこと
ライブドア事件で懲役2年6カ月の実刑判決を受けた堀江貴文氏が20日、東京高検に出頭。同氏は出頭前に取材に応じ、現在の心境について語った。
旧ライブドア事件で旧証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われ、懲役2年6カ月の実刑判決が確定した堀江貴文 元ライブドア社長が6月20日、東京高等検察庁に出頭した。同日中に収監される。
出頭前に報道各社の取材に応じた堀江氏は「以前保釈されたときも言ったが、私自身としては人生を生き急ぎすぎたかなと思っている。2年半の服役で自分を見つめ直したい」「ライブドア時代に応援してもらった株主の方々には結果として迷惑をかけてしまい、申し訳なく思っている」と話した。
また、「収監後、少しずつでも刑務所内の状況を外に発信していきたい。2年半後に出てきたときに社会に役立てることがあれば、お手伝いをしていきたい」という。
「2年半後、どんな日本になっていてほしいですか」という記者の質問に対し、堀江氏は「もっとおおらかな社会になっていてほしい。(今は経済が停滞していて)取り分が少なくなっているので、みんな必死に足の引っ張り合いをしている。そういうのはやめて、おおらかにみんなが仲良くする社会になっていてほしい」と話した。
確定判決は2年6カ月だが、40日間の拘留期間を刑期から差し引き、服役は最長でも2年4カ月余りになるとみられる。
この日、堀江氏は「モヒカン刈り」姿で登場。集まった報道関係者やファンを驚かせた。「その髪型は何の決意の表れか」という記者の質問に対し、同氏は「これは思い出作り。モヒカンにする機会はなかなかないし、一回しちゃったら引っ込みがつかない。収監したら坊主頭になるので(いい機会だと思った)」と話した。また、「昨日飲み会をしているときに『モヒカンにしなよ』と言われてオーケーした」という。堀江氏はモヒカン頭にされる前、ニコ生で「基本断らないんで」と話していた。
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