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2位のiPhoneが拡大し、首位Androidは横ばい――Nielsenの米スマートフォン市場調査
2月にVerizon版が発売になったAppleのiPhoneが、新規購入者調査ではシェアトップのAndroidよりも勢いがあることが明らかになった。
米AppleのiPhoneはこの数カ月、米スマートフォン市場で最も高い成長率を示している――。米調査会社Nielsenは、6月30日(現地時間)に発表した月例の米スマートフォン市場に関する調査報告でiPhoneの成長にフォーカスした。
5月のスマートフォン市場のシェアランキングでは、先月に続いて米GoogleのAndroidがトップで38%を占め、2位がiPhoneの27%、3位がカナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerry(21%)、4位が米MicrosoftのWindows Mobile(9%)だった。また、モバイルユーザー全体に占めるスマートフォンユーザーの割合は38%だった。
過去3カ月に新規に購入した端末についての調査では、2月から5月の成長率はiPhoneが7ポイントと最も高く、Androidは横ばいだった。Appleは2月にiPhoneの米AT&Tによる独占販売を終了し、米Verizonからも同製品を発売した。Nielsenは「今やAppleがスマートフォンの成長をけん引している」としている。
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