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Google、ソーシャルグループサービスのFridgeを買収――Google+の「サークル」強化が狙い
Googleが、Google+の「サークル」とよく似たグループ作成・コンテンツ共有サービスを提供する新興企業のFridgeを買収した。
米Googleがソーシャルグループサービスを提供する米Fridgeを買収した。Fridgeが7月21日(現地時間)、公式ブログで明らかにした。買収総額などの詳細は公表されていない。
Fridgeは2010年8月創業のニューヨークに拠点を置く非公開企業。同社のサービスでは、ネット上にソーシャルな「グループ」を作り、そのグループ内で写真画像やメッセージを共有したり、イベントを開催できる。Google+の「サークル」に良く似たサービスだ。
同社は公式ブログで「われわれはグループソーシャル体験を信奉しており、Webに実生活と同等のグループ機能を提供するというわれわれのビジョンを実現するにはGoogle+プロジェクトに加わるのが最適だと考えた」とGoogle入りの理由を説明している。
同社のサービスは既に新規加入、新規投稿ができなくなっているが、ユーザーは8月20日まで自分のコンテンツをダウンロードできる。その後、すべてのユーザーデータは削除される。
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