ニュース
Oracle、「Java SE 7」の正式版をリリース 5年ぶりのメジャーアップデート
OracleがSunの買収でJavaを獲得してから初のメジャーアップデート「Java SE 7」をリリースした。
米Oracleは7月28日(現地時間)、「Java Platform, Standard Edition 7(Java SE 7)」の正式版をリリースした。同社が米Sun Microsystemsの買収でJavaを獲得してから初の、そしてJava SEとしては5年ぶりのメジャーアップデートになる。Java SE 7はOracleのページからダウンロードできる。
Java SE 7では、JVMでのRuby、Python、JavaScriptなどの動的言語のサポート強化、New I/Oをさらに拡張したAPI「NIO.2」、Unicode 6.0のサポートなど、多数の機能が追加された。
Oracleによると、Java開発者数は世界で900万人で、30億台以上の端末がJavaテクノロジーを搭載するという。
開発者は、NetBeans IDE(統合開発環境) 7.0、Java SE 7のプラグインを追加したEclipse Indigo、IntelliJ IDEA 10.5でJava SE 7のアプリケーションを開発できる。JDK 7をサポートするOracle JDeveloperは年内にリリースの予定。
関連記事
- Oracle、OpenOffice.orgをASFに提供――The Document Foundationも“歓迎”
- Apache Software Foundation、JCPを脱退――「Java SE 7」仕様承認を受け
- Apple、IBMに次いでOracleのOpenJDKへの参加を発表――OS X向けJavaはOracleが提供へ
- IBM、Java実装「OpenJDK」でOracleと協力――Apache Harmonyから乗り換え
- Sun、Java SE 6を正式リリース
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.