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龍馬もびっくり衝撃の後頭部 高知の超新星「カツオ人間」がネット民を一本釣り(2/2 ページ)

坂本龍馬を輩出した高知県から「カツオ人間」がやってきた。切断されたカツオの頭部と人間の胴体が合体した強烈な姿にネット民が次々と一本釣りされている。いまや県のPR大使も務めるカツオ人間だが、実は大志を持って生まれてきたのだった。

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売り切れ続出のカツオ人間グッズ

 カツオ人間を龍馬のように長く愛されるキャラクターに育てるため、あえて大々的に売り出すことはしなかったという。「大掛かりに売れば、しぼむのも早い。口コミでじわじわ広まるように狙いました」。販売も高知県内の空港や土産物店が中心。そんな戦略が奏功し、「2ちゃんねる」などネット上で「もの凄いセンスを感じる」「シュール」「トラウマになる」と評判を呼ぶまでになった。

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ノッポンと邂逅するカツオ人間(ノッポンブログより)

 下積み4年を経て、「まるごと高知」のPR大使にまで出世したカツオ人間。現在、Twitterの公式アカウント(@katsuo__2011)で情報発信、東京観光している写真を投稿したり、東京タワーのマスコットキャラクター、ノッポン兄弟を訪ねたりと精力的に活動している。その活躍は、mixi日記キーワードランキングでも4位に登場するなど注目を集め、ユーザーから「新しすぎて胸が熱くなる」といった感想が寄せられている。また、東京への長期出張の合間をぬって、故郷、高知県で開かれた「よさこい祭り」にも参加。鳴子を持って華麗に踊る映像がニコニコニュースで報じられ、「こっちみんな」「こっちくんな」というツンデレ気味なコメントが多数、投稿された。


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尾崎正直高知県知事と店頭に立つカツオ人間。お辞儀すると左側が倒れる

 カツオ人間をPR大使に任命した高知県の尾崎正直知事は21日、「まるごと高知」を訪れて一緒に呼び込みをするなど、仲良く故郷をアピール。カツオ人間の献身的な働きに、尾崎知事は「予想以上にがんばってくれている。感謝しています」とねぎらっていた。

 PR大使の任期は、31日まで。カツオ人間は、最後の週末となる27日、28日の午後3時、4時、5時に店頭へ登場する。しかし、9月には「戻りガツオ」とともに、土佐沖へと帰ってしまうとのこと。その前に、ぜひカツオ人間のキャラクター維新をその目で見てほしいぜよ!

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