ニュース
AT&TのT-Mobile買収、競合のSprintも独禁法で提訴
AT&Tによる390億ドルでのT-Mobile買収に対し、米司法省に続きモバイル市場4位のSprintも独禁法違反だとして提訴した。
米Sprint Nextelは9月6日(現地時間)、米大手通信キャリアのAT&Tによる同業のT-Mobile USAの買収は独禁法に違反するとし、AT&T Mobility、T-Mobile、T-Mobileの親会社であるドイツのDeutsche Telekomを米コロンビア地区連邦地裁に提訴したと発表した。1日には米司法省もこれら3社を同地裁に提訴している。
AT&Tは3月20日、独Deutsche Telekom傘下のT-Mobile USAを390億ドルで買収すると発表した。
この買収が完了すれば、AT&Tは米通信キャリアの加入者数で圧倒的な首位に立つことになる。SprintはAT&T、Verizon、T-Mobileに続く米国で4位の通信キャリアだ。
関連記事
- AT&TのT-Mobile買収、米司法省が独禁法で提訴
- AT&TがT-Mobile USAを390億ドルで買収へ 全米国民の95%にLTE提供
- 米3大キャリアが次期iPhoneを「10月」発売 WSJ報道
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.