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「GALAXYの日本国内販売に支障はない」 ドコモ山田社長
Appleと特許訴訟で争っているSamsungの「GALAXY Tab 10.1」を発売するドコモの山田社長は「端末販売に支障はない」という見解を示した。
NTTドコモの山田隆持社長は9月8日、同社が発売する「GALAXY Tab 10.1」について「端末販売に支障はないとSamsungから聞いている」と述べ、Appleとの訴訟はGALAXYの販売に影響はないとの見解を示した。
山田社長は「欧州で差し止められたケースがあったが、欧州の特許状況と日本の特許状況が違い、欧州の訴訟の内容が日本に持ち込まれるということではないと聞いている」と述べた。また「いずれにせよ注意深く見守っているが、一般的には特許によってドコモの販売に支障はきたさない」とした。
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