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Samsung、各国でiPhone 4S販売禁止申し立て検討
「iPhone 4SもSamsungの特許を侵害している」として、Samsungは各国で販売禁止の仮処分を申し立てることを検討しているという。
米Appleが10月4日(現地時間)に発表した「iPhone 4S」について、韓国Samsung Electronicsは販売禁止を求める仮処分を近く各国の裁判所に申し立てることを検討しているという。朝鮮日報が5日付けで報じた。
同紙によると、Samsungの関係者は「販売禁止の仮処分申請を行うというのがSamsungの基本的姿勢」「AppleがSamsungに強い圧力をかけるムードの中、Samsungも特許で強硬に対応する方針だ」と述べたという。
Samsungの主張では、iPhone 4はSamsungの多くの特許を侵害しており、iPhone 4Sも特許侵害を避けられないだろうとみて、早ければ5日中、遅くとも2〜3日以内に仮処分を申し立てるという。
SamsungはオーストラリアでGALAXY Tab 10.1の販売を目指し、Appleに和解を申し出たが、拒否されている。
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