自由に立体制作できる7万5000円の切削加工機「iModela」 ローランドDGが発売
ローランドDGが、さまざまな立体物を製作できる個人向け切削加工機「iModela iM-01」を発売する。CAMソフトを使えば3D加工も可能だ。
ローランド ディー.ジー(ローランドDG)は10月5日、さまざまな立体物を製作できる切削加工機「iModela iM-01」を11月9日に発売すると発表した。業務用切削加工機の技術を個人向け製品として展開、PCソフトによる制御でフィギュアなどの立体物を制作できる。価格は7万5000円。
回転する刃で樹脂材料を加工する切削加工機。USBでPCと接続し、同梱の専用デザインソフト「iModela Creator」で文字や図形を組み合わせた立体をデザインすれば、材料をセットした本体がデザイン通りに切削して立体物を作ってくれる。
無償提供する専用CAMソフト「MODELA Player 4」を使えば3D切削加工も可能。自分で作ったり、ネットからダウンロードした3Dデータを使って切削加工を楽しめる。小さなフィギュアや、オリジナルアクセサリー、プラモの追加パーツ、フィギュアの装備品、鉄道模型用の小物──など、アイデア次第で様々なものを製作できるとしている。
最大加工エリアは86(X)×55(Y)×22(Z)ミリ。本体サイズは214(幅)×200(奥行き)×205(高さ)ミリ、重さ1.7キロ。使用しない時は折りたたんでキャリングケースに収納できる。
発売と同時にWebサイトをオープンし、製品紹介やオプションパーツなどの販売、ユーザー間の交流などが行えるようにする。先行してFacebookページをオープンした。
ローランドDGは、業務用の3D切削加工機や3Dスキャナーなどを開発・販売している。
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