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ソニー「BRAVIA」一部機種に発熱・発火で本体が溶けるおそれ 18万9000台を無償点検・修理

ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」のうち、07年9月以降に国内発売した機種について、部品が一部に混入し、内部の発熱・発火で本体が溶けるおそれがあるとして無償点検・修理を行う。

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 ソニーは10月12日、液晶テレビ「BRAVIA」のうち、2007年9月以降に国内発売した機種について、不具合のある部品が一部に混入し、まれに内部で発熱・発火して本体が溶けるおそれがあるとして、対象製品約18万9000台の無償点検・修理を行うと発表した。

 対象機種は「KDL-40X5000」「KDL-40X5050」「KDL-40W5000」「KDL-40V5000」「KDL-40V3000」。

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KDL-40X5000

 不具合がある部品は液晶バックライト点灯用のインバータートランス。不具合がある場合、発熱によってテレビ本体上部の一部が溶ける場合があることが判明したという。

 同社によると、実際に本体上部が溶けたケースが10件確認されており、また「重大製品事故」に認定されたケースが1件起きた。テレビ以外の物損や人のけがなどは報告されていないという。

 全世界では同じ部品を用いた類似構造の製品を約160万台(国内含む)販売。日本以外では同原因による同様の事例の報告はないという。

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