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RIM、BlackBerryの大規模障害について謝罪
アジアを除く広範囲で10日に発生したBlackBerryの接続障害について、RIMが原因と現状を説明した。完全復旧にはまだ時間がかかるようだ。
カナダのResearch In Motion(RIM)は10月12日(現地時間)、10日から欧州や米国など広い地域で発生している障害について謝罪し、現状を説明した。12日現在もまだ完全に復旧しておらず、同社は今後も進展をサービスアップデートのページで報告するとしている。
問題は欧州、中東、インド、アフリカ、カナダ、中南米、米国で発生した。これらの地域のBlackBerryユーザーの多くが、ネットに接続できなかったり、メッセージが送受信できなくなっている。
同社のソフトウェア担当CTO(最高技術責任者)を務めるデビッド・ヤッチ氏は電話会見で、障害の発端は欧州におけるインフラ切り替えで発生した不具合が原因だと説明した。同氏はまた、サイバー攻撃やセキュリティ侵害はなく、メールなどが失われた恐れはないと語った。
現地時間の午後17時44分のアップデートによると、対象地域のメールシステムはほぼ普及し、バックログされていたメールが流れ始めたが、Webブラウジングは一部の地域でまだ利用できない状態だ。
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