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iPhone 4Sの“解剖図”、iFixitがさっそく公開
iPodやiPhoneの修理を手掛けるiFixitが、14日に発売の「iPhone 4S」の分解マニュアルを公開した。
米Appleの一連のモバイル製品の分解マニュアルを掲載しているWebサイトiFixitが10月13日(現地時間)、発売直前の「iPhone 4S」の分解写真を公開した。
筐体やネジなどの部品のほとんどは、「iPhone 4」と同じという。同サイトには、新しいA5プロセッサや米QualcommのチップセットMDM6610、東芝製のNANDフラッシュメモリTHGVX1G7D2GLA08、持続時間がiPhone 4より長くなったバッテリーなどの写真が掲載されている。
iFixitは、A5プロセッサのマーキングからDDR2 RAMは512Mバイトと判断している。
バッテリーはコネクタなどの形状がiPhone 4と異なるため、iPhone 4に流用するのは不可能だとiFixitは説明している(そもそもiPhoneを分解するとサポート対象外になるし、一般ユーザーが分解するのは不可能に近いが)。
iFixitは、2003年に創業した、Apple製品を中心とするハードウェアの修理を請け負う企業。歴代のiPod、iPhoneの修理のための分解マニュアルを公開している。同社はiPhone 4Sの「修理しやすさ度」を、iPhone 4と同じ10段階で6と評価した。
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