オリンパスは11月1日、過去の企業買収案件に不適切な点があったかどうかを調査する第三者委員会を設置したと発表した。
同社と利害関係のない弁護士5人と公認会計士1人で構成。委員長は、元最高裁判事・元東京高検検事長の甲斐中辰夫弁護士が務める。
委員会は、英国の医療機器メーカーGyrusと国内3社の買収について、買収の検討や買収額の決定過程、ファイナンシャルアドバイザーへの報酬などについて調査する。オリンパスは「調査に対し全面的に協力する」とし、明らかになった事実関係は速やかに開示し、提言は紳士に検討・尊重し、経営に反映していくとしている。
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