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Google、iOS版Gmailをリリースするも、すぐに取り下げ バグ修正中

GoogleがiPhone、iPad、iPod touchで利用できるネイティブアプリ版Gmailをリリースしたが、プッシュ通知機能のバグが発覚し、数時間後にApp Storeから削除した。

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 米Googleは11月2日(現地時間)、iOS版Gmailを米AppleのApp Storeで公開したが、重大なバグが発覚したため、数時間後に削除した。現在修正中で“すぐに”新版をリリースするとしている。

 バグはプッシュ通知に関連するもので、このアプリをインストール後に最初に起動した際、エラーメッセージが表示されていた。プッシュ通知機能は、Webアプリ版のGmail(Safariからmail.google.comに接続して利用)では利用できないネイティブアプリの大きな特徴だ。この機能はFacebookアプリなどと同様に「Apple Push Notification Service」を利用しており、メールの新着を音とホーム画面上の赤いバッジで通知する。

 プッシュ通知以外の新機能の多くはWebアプリ版と共通のものだが、メール作成画面のファイル添付アイコンや、iPadでの受信トレイとメッセージスレッドの1画面表示など、幾つかネイティブアプリ固有の機能もある。

 gmail 1
添付ファイルアイコンが付いたメール作成画面(左)、右にスワイプするとラベルを表示できる(右)
 gmail 2
iPadでのメッセージスレッド表示

 なお、Web版ではサポートしている複数アカウントの切り替え利用機能はないようだ。

 iOS版Gmailは、iOS 4以上を搭載するiPad、iPhone、iPod touchに対応する。

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