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Google、“鮮度”を重視する検索アルゴリズムのアップデート
Googleが検索のランキングアルゴリズムをアップデートし、鮮度が重要なクエリーの場合は新しい情報のランクが上がるようにした。このアップデートで約35%の検索クエリーが影響を受ける。
米Googleは11月3日(現地時間)、検索結果のランキングアルゴリズムをアップデートし、情報の新しさを従来よりも重視した結果を表示するようにしたと発表した。検索クエリーの約35%に影響を与えるとしている。
このアップデートで、例えばオリンピックのような定期的に開催されるイベントを検索した場合、「2012年」などと指定しなくても、「olympics」と検索しただけで最新の大会(2012年のロンドン大会)がトップに表示されるようになる(この記事を書いている段階では日本語版のGoogle検索はまだ対応していないようだ)。
最新の事件について(例えばオークランドでの抗議デモなど)検索すると、数分前のニュースメディアの記事をトップに、新着順に情報が表示される。
また、製品のレビューを検索するような場合は、アップデートの頻度が高いソースのランクが高くなる。これにより、例えば「一眼レフ」で検索すると、最新モデルのレビューが掲載されているページを探しやすくなるだろう。
なお、このアルゴリズムは、料理のレシピなど鮮度よりも内容が重要な種類のコンテンツでは内容を重視するよう設計されているという。
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