Motorola Mobility、Androidタブレット「XOOM 2」を発表
Motorolaの新タブレット「XOOM 2」は「XOOM」より約100グラム軽く、薄くなり、Honeycombを搭載する。
米Motorola Mobilityは11月3日(現地時間)、Android搭載タブレット「XOOM 2」と「XOOM 2 Media Edition」を発表した。2モデルはディスプレイのサイズが異なり、前者は10.1インチ、後者は8.2インチ。11月中旬に、まず英国とアイルランドでWi-Fi版を発売する。
2モデルのディスプレイサイズ以外の仕様はほぼ同じ。プロセッサは1.2GHzデュアルコアで16Gバイトのストレージを搭載し、カメラは500万画素と130万画素の2台。サイズと重さは、XOOM 2が253.9×173.6×8.8ミリの599グラム、XOOM 2 Media Editionが139×216×8.99ミリの386グラム。2月に発売したXOOMよりも約100グラム軽く、薄くなり、エッジに角度を付けることで持ちやすくしたという。また、防水コーティングを施し、バッテリー持続時間も延長したとしている。
搭載するAndroidのバージョンは3.2(コードネーム:Honeycomb)。発表文にはアップデートについては明記されていないが、同社のサポートフォーラムでフォーラムマネジャーが10月21日に「XOOM」のAndroid 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)へのアップデートを認めていることから、新モデルもAndroid 4.0にアップデートできるとみていいだろう。なお、XOOMの第3四半期(7〜9月)の出荷台数は10万台だった。
米GoogleはAndroid 4.0を10月19日に発表した。同OSが最も早く搭載されるスマートフォンは、韓国のSamsung製Googleブランド端末「GALAXY Prime」になる。
GoogleはMotorola Mobilityの買収を発表しており、手続きは2011年末から2012年初頭にかけて完了する見込みだ。
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