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Apple、米国で音楽クラウド「iTunes Match」をスタート
「iTunes 10.5.1」のアップデートで、米国のiTunesユーザーはiCloudの有料オプションサービス「iTunes Match」が利用できるようになった。
米Appleは11月14日(現地時間)、「iTunes 10.5.1」をリリースした。米国ではこのアップデートで有料の音楽クラウドサービス「iTunes Match」が利用できるようになる。
iTunes Matchは、Appleのクラウドサービス「iCloud」のオプションとして年額24.99ドルで提供される音楽クラウドサービス。iTunes MatchがユーザーのiTunesのライブラリをiTunes Storeの楽曲と照合し、マッチしたものをiCloudから利用できるようにしてくれるため、ユーザーは楽曲をiCloudにアップロードする必要がない。また、どのようなレベルでリッピングした楽曲でも、すべて256kbps AACのDRMフリー版に変換される。
米Amazon.com、米Googleもそれぞれ音楽クラウドサービスを提供しているが、Amazonのサービスは月額50ドルでアップロードできる楽曲は5000曲まで、Googleのサービスはβ段階では無料で、約2万曲までであり、いずれも自分でクラウドに楽曲をアップロードする必要がある。なお、Googleは11月15日に音楽関連の新サービスを発表するとみられている。
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