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ミクシィ、“ユーザー激減”に反論 ネット調査会社に説明求める
ネットレイティングスの調査結果について「mixiのユーザー数が激減した」という解釈、報道が「利用実態に大きく誤解を与える」としてミクシィが反論。
ミクシィは11月25日、SNS「mixi」のユーザー数についてネットレイティングスが発表した結果について「利用実態に大きく誤解を与える解釈、報道などがされている」として、「大幅な減少はない」と反論するコメントを同社サイトに公開した。ネットレイティングスに対しては調査内容について「公式説明を求めている」という。
ネットレイティングスはこのほど、10月度のインターネット利用動向調査で、一般家庭/職場のPCユーザーからのmixiの利用者集計方法を変更したところ、前月の1472万人から838万人へと減少したという結果を明らかにした。4割近い減少について、同社は「ユーザーがmixi以外の外部サイトでmixiの『イイネ!』ボタンを押した際にリクエストされるmixiドメインのURLを集計対象外にした」などと説明。Facebookユーザー(1131万人)がmixiを初めて上回ったとして話題になった。
ミクシィは調査結果について「自社データの調査を実施しておりますが、利用者数に関して報道などで見られるような大幅な減少はない」と否定。mixiについて「各デバイスを併用するユーザーが多く、約5割がPC、約8.5割がモバイル・スマートフォンからのアクセス(重複あり)となっている」として、ネットレイティングスのPCのみのデータは「当社サービス全体を表したものではない」と反論している。
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