Microsoft、Xbox 360のアップデートを12月6日に実施:日本でもHuluをサポート
日本でもHuluやMLB.TVの配信を利用できるようになるほか、Windows PhoneをXbox 360のリモコンにできるアプリ「Xbox Companion」も無料でダウンロードできる。
米Microsoftは12月4日(現地時間)、オンラインゲームコミュニティー「Xbox LIVE」およびゲームシステム「Xbox 360」のアップデートを12月6日に実施すると発表した。KinectとBingを利用する音声入力機能「Bing on Xbox」や、多数のパートナー企業によるコンテンツ配信サービスが利用できるようになる。
Bing on Xboxでは、利用できるゲーム、テレビ番組、映画、音楽を、ジャンルを横断して音声で検索できる。この機能は、まず米英とカナダで英語でのみ利用できるようになる(その他の地域および言語への対応については不明だ)。
コンテンツ配信サービスは、10月に提携を発表したパートナーが順次配信をスタートする。米国では映画やテレビ番組を配信する米Netflixや米Hulu、米VerizonのFiOS TV、米Google傘下のYouTube(12月中スタート)がパートナーになっている。日本では、6日から米Huluが、12月中にYouTubeが、2012年初頭に米プロ野球チャンネルのMLB.TVが配信を開始する。
アップデートではこのほか、好きなゲームを一緒にプレイする相手を探せるソーシャル機能「Beacons」やFacebookでの共有機能が追加される。
また、同日Windows PhoneをXbox 360のリモコンとして使えるようにする無料アプリ「Xbox Companion」をアプリストアからダウンロードできるようになる。
同アプリでは、Xboxのアプリストア「Xbox LIVE Marketplace」でゲーム、映画、音楽、テレビ番組を検索し、各コンテンツの詳細を表示できる。見たいコンテンツを決めて「Play」をタップすると、Xbox Companionが「コントローラーモード」になり、Windows Phone端末をそのコンテンツをXbox 360上で再生するためのリモコンとして使えるようになる。
Microsoftによると、Xbox 360の世界でのユーザー数は5700万人以上という。
関連記事
- Microsoft、Windows Phone端末をXboxのリモコンにする無料アプリを発表
- Microsoft、20カ国以上でXboxのテレビ番組配信サービス開始へ
- Microsoft、Xboxでグループチャットもできる「Avatar Kinect」を公開
- Microsoft、Windows Phone 7「Mango」のゲーム関連新機能を紹介
- Xbox LIVEにもクラウドサービス機能 次期アップデートで
- Microsoft、音声とKinectで検索できる「Bing on Xbox」を発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.