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iPadを持つIT部門ビジネスマンの約9割が「仕事で使う」――IDG調べ
ビジネスマンが仕事で使っているiPadの4分の3は私物で、ユーザーの83%は次もiPadを購入すると答えた。
米調査会社が1月16日(現地時間)に発表した調査報告書によると、iPadを持つIT部門所属のビジネスマンの51%が「常に」、40%が「時々」iPadを仕事で使うという。
「iPad for Business Survey 2012」と題された16ページにわたるPDF文書でIDGは、世界におけるiPadのビジネス利用についての調査結果を報告している。
地域別、iPadの仕事利用状況。ビルは仕事でiPadを使っているビジネスマンの割合、円は仕事上のコミュニケーションにiPadを使っているビジネスマンの割合、四角は勤め先から端末を供給されている割合を示す(資料:IDG)
iPadはPCやスマートフォンの代用になるかという質問では、ノートPCの代わりになるという回答が最も多く、16%が完全に、54%が部分的に代用できると答えた。回答者の4分の3がiPadを利用するようになってからノートPCを持ち歩くことが減ったという。
また、iPadを使うようになってから、紙の書籍、新聞、音楽メディアの購入が減ったかどうかという質問では、書籍が減ったのは70%、新聞は72%、音楽メディアは49%だった。アジアでは新聞購入が減ったという回答が90%に上った。
仕事でiPadを利用しているビジネスマンの4分の3は自分で端末を購入しており、会社からの支給だったのは4分の1だった。ほとんどがiPadに満足しているとみられ、次は別のタブレットを購入するかという質問にイエスと答えたのはわずか17%だった。
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