Facebook、タイムラインにアプリを追加
ニュースアプリで記事を読んだり、レシピアプリでレシピをクリックすると、タイムラインに自動的に「読んだ」「気に入った」などのアクティビティが表示されるようになった。
米Facebookは1月18日(現地時間)、サードパーティー製アプリのアクティビティをユーザーのタイムラインに表示する機能の提供を開始したと発表した。米Pinterestや米Wall Street Journalなど、60以上のアプリでのアクティビティが、同日からタイムラインに表示されるようになった。
同社は昨年9月、「Open Graph」のアップデートの一環として、この機能を紹介している。「action」ボタンが組み込まれたアプリをユーザーが使うと、そのアクティビティが自動的にタイムラインやニュースフィード、リアルタイムフィードに表示される。actionはアプリによって「読んだ」「観た」「料理した」など、具体的な動詞で表現される。例えばレシピアプリのFoodilyで「この料理を作った」ボタンをクリックすると、自分のタイムラインにFoodilyのレシピで料理を作ったことが表示される。
タイムラインで公開する範囲は、アプリのインストール時に設定できるほか、アカウントの「プライバシー設定」の「アプリとウェブサイト」でも修正できる。
Facebookは同日、アプリをインストールする際に表示される「アプリを許可」ダイアローグを改善し、アクティビティの公開範囲をインストールの段階で設定できるようにした。
同日公開された「アプリをタイムラインに追加」というページに、同機能に対応するアプリの一覧が掲載されている。
13日に発表された“友達と音楽を聴く”機能と同様、アプリの露出が増えるこの機能はアプリ開発者にとって新たなユーザー獲得のチャンスにつながるだろう。
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