天使になったジョブズがAndroidタブレットを賞賛──台湾のCMで物議
天使の輪と羽を付けた黒いタートルネック姿が「やっとほかのタブレットを楽しめるよ」と神様に感謝──台湾メーカーによるAndroidタブレットのCMが物議を醸しているようだ。
天使の輪と羽を付けた黒いタートルネックと眼鏡の人物が取り出したのはAndroidタブレット──台湾メーカーの現地テレビCMが物議を醸しているという。
CMは、Action Electronicsの新製品「Action Pad」のもの。黒いタートルネックにジーンズ、眼鏡という明らかにジョブズ氏らしき人物が天使の輪と羽を付けた姿でプレゼン会場に現れ、7インチ程度のタブレットを取り出して「タブレットの新世代」などとPR。CMの最後には「神さまありがとう、やっとほかのタブレットを楽しめるよ」とつぶやく。
CMではジョブズ氏やAppleには全く言及していないが、YouTubeに投稿された動画では「Appleに訴えられるがいい」といったコメントや、不買運動を呼び掛けるコメントが投稿されている。
ジョブズ氏に扮したのは台湾のコメディアンだという。メーカーの関係者はAppleから抗議などは受けていないとし、「物まね芸人であって、ジョブズ氏ではない」とコメントしていると、Reutersは伝えている。
同じ台湾のNext Media Animationが制作したジョブズ氏の生涯を振り返るCGアニメでは、ジョブズ氏がダースベイダー姿のビル・ゲイツ氏と戦い、その後暗黒面に落ちたジョブズ氏がドロイドくんとライトセイバーで闘ったりする。
最近ではジョブズ氏そっくりのアクションフィギュアを販売しようとした中国の玩具会社が、「遺族への配慮から」販売を中止した騒動もあった。
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中国のIn Iconsがオンラインで予約受付中のスティーブ・ジョブズ氏のアクションフィギュアに対し、Appleから待ったが掛かった。In Iconsは「ジョブズ氏はAppleの製品ではない」と主張している。
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