Google Docs、スタイル設定やスパークライン利用が可能に
Google Docsでデフォルトのスタイルを設定できるようになり、アンケートなどで利用するフォームをGoogle+のサークルで簡単に共有できるようになった。
米Googleは2月7日(現地時間)、Google Docsに追加した幾つかの新機能を紹介した。ドキュメントでスタイルが使えるようになり、スプレッドシートのグラフ機能が強化された。
ドキュメントのスタイル設定
ツールバーにスタイルボタン(デフォルトでは「標準テキスト」と表示されているボタン)が加わり、文書内でテキストを選択し、このプルダウンボタンでスタイルを選択することで、6段階の見出しやフォントを選択できる。
見出しを付けたドキュメントでは、[挿入]→[目次]でドキュメントのトップに目次を挿入できるようになった。
スタイルは、既存のドキュメントにも追加できる。また、設定したスタイルをデフォルトのスタイルとして保存することも可能だ。
表組み内にグラフを表示する「スパークライン」の追加
スプレッドーシートでは、表組みの中に小さなグラフを表示する「スパークライン」機能が追加された。例えばA1〜A5セルに数字を入力して「=SPARKLINE(A1:A5)」と設定すると、以下のように単純な折れ線グラフを表示できる。シンタックスについては、ヘルプを参照のこと。
また、グラフを選択して[グラフ]→[編集]で表示されるダイアログボックスに[カスタマイズ]タブが追加され、ここでグラフの詳細オプションを設定できるようになった。
アンケートフォームのGoogle+での共有
アンケートやイベント連絡などに利用できるフォームの作成画面にGoogle+での共有を設定できるボタンが追加され、これをクリックすることでGoogle+の任意のサークル内でフォームを共有できるようになった。Google+を使っているメンバー同士であれば、打ち合わせの日程調整などに便利だろう。
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