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楽天、営業益が過去最高に カード事業特損で最終損益は赤字

楽天の11年12月期は営業益・経常益が過去最高だったものの、カード事業の特損が響き最終損益は赤字に転落。

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 楽天が2月13日発表した2011年12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比11.9%増の713億円と過去最高だったものの、最終損益は11億円の赤字に転落した(前期は349億円の黒字)。クレジットカード事業の再編で多額の特別損失を計上したため。

 売上高は9.8%増の3799億円。東日本大震災の影響はあったものの、楽天市場の年間流通総額が初めて1兆円を突破するなど、堅調に推移した。経常利益は10.5%増の688億円となり、営業益、経常益とも過去最高に。ただ、旧楽天KCを売却したカード事業再編で特損840億円を計上した影響などで最終赤字に転落した。

 今期の見通しは「業績の予想を行うことが困難」として開示していない。

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