ローソン全店で無料の無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」
ローソンが無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」を開始。全国の約9000店でPonta会員向けに無料提供する。KDDIと提携し、各種サービスで連携も。
ローソンは2月29日、無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」を3月末から順次全国の約9000店で開始すると発表した。同社の「Ponta」会員向けに、スマートフォンなどの無線LAN対応機器で無料でネット接続を提供する。
またKDDIと提携し、3月から「au Wi-Fi SPOT」を全国の店舗に導入。NTTドコモの「docomo Wi-Fi」、ソフトバンクモバイルの「ソフトバンクWi-Fiスポット」も順次導入していく。
LAWSON Wi-Fiは、KDDIとの提携で店内に設置するアクセスポイントを活用。Ponta会員であれば、無線LAN対応機器(au端末に限らず)を無料で接続して利用できる。スマートフォン向けのローソン公式アプリを同サービス経由で利用すると、ユーザー属性や好みを反映したおすすめ情報やクーポン、限定のデジタルコンテンツなどを入手できる。
3月末から約6000店で先行サービスを開始し、4月末までに全国約9000店に導入する計画だ。
KDDIとの提携は、アクセスポイントの設置のほか、(1)KDDIが3月1日に始める定額制サービス「au スマートパス」からのクーポン提供、(2)「HMV ONLINE」などローソングループのサービスへの「auかんたん決済」の導入、(3)CD/DVD販売サイト「HMV for LISMO!」をauスマートフォン向けに開設──など。またNFCを活用したサービスの共同研究や、auスマートパスとPontaを中心に、会員サービスの連携を共同で検討、O2O(Online to Offline)ビジネスを推進する。
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