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GoogleのMotorola Mobility買収を中国当局が承認 買収完了へ
Googleによる約125億ドルでのMotorola Mobilityの買収を中国の独占禁止法管轄当局が承認した。両社は2営業日以内に買収を完了する。
米Motorola Mobilityは5月19日(現地時間)、中国商務部(MOFCOM)が米GoogleによるMotorola Mobilityの買収を承認したことを、米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかにした。
Motorola Mobilityは文書で、必要な規制認可をすべて取得したことから、2営業日以内に買収を完了するとしている。
Googleは昨年8月にMotorola Mobilityを約125億ドルで買収すると発表した。Googleはこの買収により、Androidエコシステムの成長を加速するとしている。Motorola Mobilityは買収完了後も存続し、AndroidのライセンシーとしてAndroid端末の開発を進める。
この大規模な買収については、米国、EU、中国などの独占禁止法管轄当局が審査を行っていた。欧州当局と米司法省(DOJ)は2月13日にこの買収を承認しており、GoogleとMotorola Mobilityは中国からの承認を待っていた。
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