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シャープとソニー、堺工場の液晶合弁を解消

シャープとソニーが堺工場の液晶合弁を解消。

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 シャープとソニーは5月24日、シャープ堺工場の液晶合弁を解消すると発表した。シャープが台湾・鴻海精密工業(Foxconn)と業務・資本提携したのに伴い、合弁契約を修正する方針を明らかにしていた。

 6月末までに、液晶合弁会社シャープディスプレイプロダクト(SDP)株式の約7%に当たるソニーの保有分を100億円でSDPに譲渡し、合弁を解消する。

 SDPはシャープ堺工場を運営するシャープ子会社。2009年末にソニーが100億円を出資して合弁化したが、その後液晶パネルの急激な価格下落など環境が変化。シャープは3月に鴻海との提携を発表し、鴻海の郭台銘董事長がSDPに出資する方針を明らかにしたため、ソニーは追加出資を見送っていた。

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