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角川GHDとKDDI、電子書籍を共同推進 「共有本棚」も検討
角川グループホールディングスとKDDIが電子書籍事業を共同推進することで合意し、LISMO BOOK Storeで角川コンテンツを順次販売。
角川グループホールディングス(角川GHD)とKDDIは5月31日、電子書籍事業を共同推進することで合意したと発表した。
6月1日から、KDDIの電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」で、角川GHD傘下の各社が抱える「氷菓」「テルマエ・ロマエ」など約5000タイトルの電子書籍を順次販売する。また6月末をめどに、角川コンテンツゲートが運営する電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」で、購入代金を携帯電話料金と合算して支払える「auかんたん決済」に対応する。
今年度中をめどに、LISMO BOOK StoreとBOOK☆WALKERとのID連携により、LISMOで購入した角川グループ作品をBOOK☆WALKERでも読める共有本棚機能の導入を検討。両社サービスを横断した機能の実現を目指す。
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