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改造B-CASカード販売で初の逮捕

有料放送を無料で視聴できるように改造したB-CASカードを販売したとして、不正競争防止法違反の疑いで男が逮捕された。

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 有料放送を無料で視聴できるように改造したB-CASカードを販売したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは6月19日、不正競争防止法違反の疑いで西東京市の男(43)を逮捕した。不正改造B-CASカードの立件は初という。

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BLACKCASカードを販売するサイト

 調べでは、男は改造B-CASカードをネットオークションに出品し、5月に6万4800円で名古屋市の男性に販売した疑い。男はカードを「BLACK-CASカード」などどして販売したという。購入者らの自宅も家宅捜索された。

 今年1月に「BLACKCAS」と呼ばれるカードがネット上で発売され、2月以降は4万9800円で販売されていた。サイトでは「暗号解読版B-CASカードは、絶対のお買い得商品!カード一枚で衛星放送が半永久的に視聴できますので、持って損なし!」と、有料放送も無料視聴できることをうたっていた。

 その後B-CASカードをユーザーが書き換えられる方法がネットで出回り、スカパーJSATホールディングスとWOWOWが法的措置を検討する方針を明らかにしていた。

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